こんにちは、ぽんこです。
先日、私が超偏食だという話を書きました。
私自身の偏食エピソードの中で、偏食に加えて「少食」であるということも少しお話しました。
今日はそんな「少食」について、お話していきます!
※ちなみに、「しょうしょく」の漢字は「小」でも「少」でも同じだそうです。今回は「少食」で表記で記載しています。
※生まれつき食が細いタイプの「少食」についての話です。急に少食になった場合は病気の可能性もあると思いますので、専門医にご相談を…!
この記事を読んでもらいたい人
「少食」のお子さんをお持ちのママさん
⇒少食でも30過ぎまで元気に育っている、という一例としてご参考になれば。
読んでるご本人が「少食」の方。
⇒私はリアルでは少食の方に出会ったことがないので、あるある~って共感しあえたら嬉しいです。
「少食」とは? 定義・原因・対策
「少食」の定義って?
辞書的な定義だと下記の通りになります。
これだけ。
何をもって少食と明確に言えるのか、という定義はありません。(私が探した限り。。。)
個人的には「身長・体重に対して、1日3食と定義したときに1回量が少ない」と「少食」ではないかなぁと思っています。
私自身はそういうタイプの少食です
「少食」の原因とは
私も調べました。が、原因が分かれば苦労しませんよね…。
調べて分かったことは、人それぞれ いろいろな理由がある、ということです。
【少食になった理由の例】
- そもそも食に興味がない
- 偏食からの少食(食べれるものが少なくて、胃が小さくなった)
- 食べるのが人より遅い(ゆっくり食べ過ぎると、脳がたくさん食べたと勘違いする可能性)
- 集団での食事で緊張して食べられない
下2つの例は、学校生活や社会生活で他の人と食事をしなければいけない場合にかなり困りますね。
ちなみに私は、上記全部当てはまる…!
なので、ただでさえ少食なのに学校・会社の人たちとの食事の場なんてもっと食べれなかったです。
「少食」の対策:お子さんの少食を改善したい方向け
少食である私自身の経験で、こうしてみるといいかも、という対策をお話しますね。
- そもそも食に興味がない
⇒ いろんな料理をとにかく食べてみる(好きな味があると興味が広がる)
⇒ 料理に関連しそうで本人も好きそうな話題を関連付ける(好きなキャラクターの好きなごはんを出してみる等)
- 偏食からの少食(食べれるものが少なくて、胃が小さくなった)
⇒ 食べれるものをたくさん食べさせてあげる(食事のバランスを気にすると、全体的に食べる量が少なくなっちゃうので)
- 食べるのが人より遅い(ゆっくり食べ過ぎると、脳がたくさん食べたと勘違いする可能性)
⇒ 嚙む力が弱いのか、たくさん嚙みすぎるのかを見極める。噛み方を改善すると多少スピードが向上して、満腹中枢が満足する前にもっと食べれるかも。
- 集団での食事で緊張して食べられない
⇒ 性格的な問題なのか、不安障害というレベルかを見極め。極端に緊張していて生活に支障が出ていれば、専門医に相談するのも1つの手。
以上が、対策です。
特効薬的な対策というのはなくて、試行錯誤で他に道がないか探してみる形。
少食の気持ちが分かるからこそのアドバイスとして、ご参考になれば
ただ…私自身は筋金入りの少食で幼少期~30過ぎの現在もそのままなので、「少食」が治るとはあまり思っていません。(偏食の記事でも書きましたが、私の母は健康に敏感なタイプで私にいろいろ試してくれましたが、治らずです)
食べれるものなら食べてる、食べたくてもお腹に入っていかないんだからほっといて…という気持ちがあるのも正直なところ。
私の母の場合、食べれない分の栄養は今でいうプロテインやサプリで補うような考え方を、ネット文化がまだあまりなかった30年前から取り入れていました。(そのおかげか偏食+少食のコンボでも、あまり風邪はひきませんでした。皆勤賞でもないですけど…みんな年に1回くらいは風邪ひきますよね?^^;)
そういった経験から個人的には、栄養・健康が心配なら他の手段で補えばよし、無理に量を増やすことにこだわらなくてもいいのでは、と思っています。
ちなみに、サプリ等で食欲増進させることも可能らしいです。
ただ そこまでするかどうかは、親子でしっかり考える必要があるのではと思います。本人に納得感がないと、続かないです。
ちなみに私が小学生の頃、母が体に良いと言って始めた栄養素の入ったプロテインのようなものは2年ほどで「もう嫌!」と辞めました…
私が飲みたくて始めたものではなかったので、全く納得感がなかった。。。
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「少食」の対策:大人向け
こちらも、少食である私自身の経験で「こうしてみるといいかも」をお話しますね。
まず、大人向けの対策=「ご自身が少食で、少食であることを外では隠したいとき」の対策になります。
なぜ少食の改善策ではなく対処療法のような対策を提案するかというと、大人になっても少食なら、もうそれでいいじゃない、と思うからです。
親の手を離れ、誰に迷惑かけるわけでもないですからね。
自己責任という名の、自由です!
正直、みんなが食べれる量だからってなぜ同じ量を食べきれないといけないのか、なぜ食事だけ個人差・個性が許容されないのか、おかしいと思いませんか…。本人がそれでいいなら、何も問題ないですよね。
ただ、少食すぎると他の人と食事するときに不快感(食べ物残すなんて…系)や心配(まじめに心配してくれる友人など)をかけることがあるので、そこだけ対策をしときましょう…!
対策① お店の選択権があるなら、下記のようなお店を選ぶ
・単品メニューを選んでも不自然ではないお店(パスタだけ、丼ものだけ、で頼めるようなお店)
・量を調整できるお店(お肉やライスの量を選べたり、ハーフサイズの設定があるお店)
対策② 注文時に、少なめにできるならお願いする
対策③ なるべく残った量が少なく見えるように、「相手の死角になる部分に集める」
・丼やサラダボウル系など、深さがあると死角に寄せやすい
・蓋がついてる系なら、とにかく相手の見てない隙にサッと閉めておく
対策④ 残った分はお持ち帰りOKのお店なら、お持ち帰り分にする
ざっとこんな感じです。
対策③は完全に苦肉の策ですが…食べきれない以上、そうやって誤魔化すしか手はないかなと思っています。
少食って、つらいよね
偏食の記事でも書きましたが、「少食」も好き嫌いしてるレベルに思われがちですよね。
今のところ「病気」や「障害」というところには分類されるわけでもないし、頑張ればいけるでしょ、的な感じになりやすい。
だから、周りに理解されずに困ることも多いですよね
着る服が自由なように、食べる量も自由でいいはずですよね。
「残すのはもったいない」というのは分かります。
「残したい」と思っているわけではないです。
が、お店で提供される量って選べないことが多いのでこちらもどうすればいいか分からない。。。
物理的にどうかは分からないけど、感覚的には「もう絶対これ以上入らない!」という状態ですから…頑張るにも限界がありますよね。
大食いの人が多くてそれが普通だったら、今でいう2人前・3人前の量が「普通でしょ」と言われたら、頑張って食べれますか…?
きっと、無理ですよね。
「少食」も同じです…!
今は一昔前よりも多様性への理解が広がっていますから、この機会に「少食」への理解も広まりますように。(偏食も!^^;)
ちなみに、少食の人から生まれたからって子どもは少食じゃない件
少食+偏食の二重苦の私ですが、私の両親は全くそんなことないです。こんな変なの私だけ。
そして、私の子ども達も全くそんなことないです。こんな変なの私だけ。
保育園でも、先生たちから「良く食べますねー!」と言われる子ども達です
関係ないけど主人も良く食べる方。
そして残すのもったいない派。
残される野菜の気持ち、考えたことある?!
えっ…それは、ない…
主人のおかげで、一緒に外食するとき食事を残すことはなくなりました。(全部主人の胃袋へ…)
以上、少食のお話でした。
少食+偏食の私が実践中のメガビタミンの本